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うさぎ日記

洗濯の道。

半年ほど前に買った竹製の古い手提げを、和裁のお稽古用バッグにしたいと思い、
掃除しよう!と思い立ちました。
とにかく汚くて、思い立つまでに半年かかるほど手をつけられずにいました。
母に言わせると、『その程度の汚れ』なんですが、私は埃や紙ダニといった
目に見えない小さなものが苦手で、すぐに喉や鼻の奥を痛めてしまいます。
それでよく古い布を扱っているもんだと、お思いになったかもしれません。
本当に情けない話なのですが、汚れやらなんやらで状態の悪いものを、
解いて洗うのは母の役目で、私の仕事はきれいになってからなのです。
アイロンとか、セット袋詰めとか・・・。そして材料として真っ先に使うのも私・・・。
すみません。

で、話は戻りますが・・・。
その手提げには縁に蓋代わり(と言うのが正しいのかどうか・・・)に更紗が縫い付けてありました。
ひと巾を40㎝に裁ち、裁ち目を折り返して縫い、半巾に折ったものが2枚、
『わ』になる方に紐が通してありました。
木綿の太い糸で縫いつけてあり、解くのに悪戦苦闘していた私を見て、痺れを切らした母が、
「もう、貸してみ。やったげるわ。」
と、あれよあれよと言う間に解き、寸法をちゃっと測り、更紗を洗い始めました。
「ちょ、ちょ、ちょっと、その更紗、洗って大丈夫なん?色落ちてしまうんと違う?」
時々、古い更紗で、水につけるなり色がなくなってしまうものがあります。
そんな私の心配をよそに、
「今までの経験から、これは絶対大丈夫!」
と、自信満々でじゃぶじゃぶ手洗いすると・・・。
あ~ら、不思議。ほんとになんともありません。
相当汚れていたみたいで、茶色い水がどんどん出てきたのですが、
鮮やかな赤や青や紫は、全然どうもありませんでした。
干して、生乾きのところへアイロンをすると・・・。
それはそれはきれいな更紗になりました。

むむっ。さすが師匠。ひたすら洗濯の道、いやいや、古布の道15年。
今日で55歳になった母が、まだまだ頼もしく、依頼心全開のうさぎやでした。
by usa_tete | 2005-07-11 22:59
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うさぎの気持ちをつづりまする。
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