うさぎ日記

藍の匂い。

藍の縞木綿のセットを作っています。
アイロンがけしていると、懐かしい匂いが立ち込めてきます。
その時代を生きていないので、『昔懐かしい』という感じではないのです。

今から20年ほど前、私が古布の「こ」の字も興味がなかった頃です。
母が夢中になりかけた頃で、四国旅行の折に藍染工房へ立ち寄りました。
工程そのものには興味があったのですが、
工房に入るなり、「臭い!」
むせ返るような藍の匂いに我慢できず、工房から飛び出ました。
一人喜ぶ母を、工房の外で父と妹と3人で待ってました。

アイロンの蒸気と藍の匂いの中で、そんなことを思い出し、
今ではこの匂いがすっかりお気に入りになった自分を、おかしく思います。
「まさか、私まで取り付かれるなんて…(^-^)」

使い込んだ木綿には、絹の柔らかさとは違う、お母さんのような温かい柔らかさ。
ほとんど水を潜っていない木綿には、お父さんの手のような厚い温かさ。
藍木綿のアイロンがけは、安堵感に包まれます。

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by usa_tete | 2011-03-23 21:38
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